あなたの所有するアパートは、常に競合にさらされています。同じ条件で同じ地域にはたくさんの競合物件があります。その中で、入居者が内見し物件を比較したとき、キラリと光るものがあなたのアパートにあるでしょうか? 2005年をピークに、日本の人口は減少していて市場が縮小傾向にある上、賃貸物件は供給過剰ですので、今後ますます競争の激化が予想されます。設備だけに偏った付加価値は、多額なコストがかかる上、たとえ最新の設備に取り替えたとしてもその価値は長続きしません。 そこで、新築の価値を追うのではなく、「和む」「居心地がよい」などのソフト面での価値を高め、「この部屋で暮らしてみたい」と思ってもらえるような物件にすることが重要ポイントとなってきます。
現在、貸し手市場から借り手市場へと経営環境がかわりました。入居者ニーズを全く考えなくても満室となっていたバブル期の感覚をリセットして、お客様である入居者が満足できる暮らしを提供するという思いで新たなスタートを切りましょう。
たとえば、更新時に温水洗浄便座を取り付けたりすると、入居者に大変喜ばれます。こういった工夫・サービスを提供することにより、入居者に長く住んでいただけるようになるのではないでしょうか?
思い切ったリフォームはまだいいかな? でも最近、空室が出てきた・・・。 そんなオーナー様に、簡単に物件に個性を出せる方法があります。
左の写真は、弊社の施工例です。
原状回復のクロスの張り替え時に一部カラークロスを取り入れたり、キッチンの扉にシート張りをしてお部屋のイメージを一新しました。
カラーを取り入れるだけで、こんなにもイメージが違ってきます。
カラークロスにした場合、白クロスと比べて平米あたり100円〜の単価アップになります。また、キッチンのシート貼りは大きさによりますが、大体3万円前後です。素材に凝るのはお金がかかりますが、色は比較的安価なので取り入れやすいです。入居者に人気の高い色・トレンドの色を選んで物件に取り入れることが満室への近道になります。
では、どんな色を取り入れたらいいのでしょうか? アリーナ株式会社では、カラーコーディネーターが費用対効果の高い色を選んでプランニング致します。
万人受けするようなありきたりの白いクロスでは、競合物件と差がつきません。 ターゲット層が好む色でコーディネートし、入居者の心をつかんでしまいましょう。
弊社は、空室解消に向けて、リフォームの企画提案。設計ノウハウ・集客の方法のご提案など、トータルプロデュースを行っています。年間約900室の賃貸物件のリフォーム・原状回復工事を請け負っており豊富な経験がありますので、安心してお任せください。これまでは、目先の利回りだけを追求しがちなオーナー様も多く見受けられましたが、これからの賃貸経営者は「お部屋」を提供するのではなく、「暮らし・スタイル」を提供していかなければなりません。
弊社は、工事が終了したらおしまいという単なるリフォーム会社ではありません。施工などのハード面だけにとどまらず、工事終了後も入居プロモーション(募集広告の企画・作成)や入居中のカスタマーサービスなどのソフト面に対しても可能な限りお手伝いできるプログラムも用意しております。
- 物件のプラスポイント・マイナスポイントをあげる。
周辺環境や入居者履歴などから想定されるターゲットを決定。
- ターゲットの心に響くような魅力あるお部屋作りを提案
- ポイントにカラークロスを使うなど、+αでアピール。費用対効果を考え、コストを抑えながら入居者の心をつかむ。
- 内見したくなるようなキャッチコピーのオリジナル物件広告作成
築15年以上の賃貸物件を保有しているオーナー様にとって一番の悩みは、空室が埋まらないことではないでしょうか? 入居者ニーズとのズレが生じると、多額の費用をかけたにもかかわらずいつまでたっても入居が決まらないという事態に陥る可能性もあります。弊社では、そういったことがないように、プラン作成に当たってまず周辺環境や物件調査から始めます。調査結果から、それぞれの物件コンセプトに合ったものを提案し、空室解消のためのアドバイスをさせていただきます。
物件調査に基づき想定されるターゲットを絞り込み、そのニーズにあった住空間を建築家・インテリアコーディネーター・カラーコーディネーターがプランニングし、具体化していきます。
【一級建築士事務所 東京都知事登録 第51639号】
入居者の暮らしを考え、入居者にとって魅力ある住空間を提供し、オーナー様は入居者のニーズにあったものを提供することで、家賃収入の向上を計ることができます。
弊社は、宅建業者登録もしており、多数(50社以上の)の協力仲介業者とのネットワークをもっておりますので、リフォーム後、早く入居を決めることができます。
【宅地建物取引業者 東京都知事 第(1)87225号】
また、入居希望者の心をつかむために自社で物件広告を作成します。『駅近』『築浅』『設備充実』といったようなありきたりのフレーズではなく、大切なのはここで『どんな暮らしができるのか?』という暮らし方やスタイルをアピールすることです。閲覧者が「ぜひ見てみたい」と思わせるようなフレーズで構成している広告を作って注目度アップを図り内覧希望者を増やせば、入居率向上につなげられます。
築33年のアパートは、年々空室が目立つようになっていました。そこで、それぞれの部屋にテーマを持たせたカラーリフォームを提案。
間取りを「6帖和室+6帖和室+4.5帖キッチン」から、自由に仕切ることが出来る16.5帖の「大型ワンルーム」に変更しました。
天井を躯体部分を残して全て取り除き、広々した空間を実現しました。各部屋には「赤」「青」「黒」いずれかのテーマカラーを設けて、壁、キッチン扉、玄関扉の色を統一し、古木風の床はそれぞれのテーマカラーに合わせ、色合いをコーディネートしました。照明は自由に角度を変えることが出来る調光式スポットライトを採用し、光の濃淡を自由にアレンジできるようにしました。
浴室をユニットバスにすることで、建物の歴史を刻んだ露出配管をスッキリと隠しました。ベランダに追いやられていた洗濯機置き場を広くなった室内に移すことが出来ました。建物の外観を紺と赤のツートンカラーとし、街のランドマークとして 映える存在感を得ました。
壁紙を使用せず、下地に直接塗装することによって入退室時のメンテナンス費用を抑えました。床材のタイルはフローリングに比べ安価でありながら、高い耐久性を誇ります。
収納は既存の押入れを活かし「見せる収納」とする一方、新たな建具を設置しないことにより、入退室時のメンテナンス費用を抑えました。